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途上人KITANO:2014年春行事 新緑の六甲山登山
- 途上人KITANO 26期 桑名 耕治、猪之良 登 (2014年6月5日(水))
- 5月21日。雨上がりのJR芦屋駅。恒例の金剛登山から今回は六甲にコースを変更して企画。
私も北野高4年(1966年)以来、48年ぶりの登山だ。参加は兼田、梅谷、小池、猪之良と桑名夫婦の計6名。
植物学に造詣の深い山田先生は雨上がりのコースコンディションの危惧から今回は不参加。バスで東お多福山登山口まで行き「さーてぼちぼち行こうか」と出発です。
前日の雨でひんやりしていたが、登山には持って来いの気候だ。新緑の木々から陽がもれ、「けきょ。けきょ」のうぐいすの声援が心を和ませてくれます。
1時間ほど登って東お多福山の頂上へ。事前に最初の1時間が上り。後は下りの「楽ちんコース」と兼田リーダーから聞いていたので、気が楽になった。
すごい見晴らしだ。ポートアイランドから神戸の街並みが一望できる。
「お~。淡路島までくっきり見える」の一同歓声。視界が素晴らしく、街並みバックに記念撮影。
そこからは下りで、エゴノキ、もちつつじ、ひめはぎ、いちやくそう、など観察しつつ横池へ辿り着いた。さあ、楽しい食事だ。桑名婦人の手料理の差し入れもあり、ビール、お酒で話に花が咲く。日差しに照らされた睡蓮が映えて、心をいやしてくれた。
食後、少しの起伏を経て風吹岩へ着く。メスの猪に出会う。刺激せぬようゆっくりそろりと下山。平日のせいか、対向者もちらほらだ。金鳥山から保久良神社を経て阪急岡本をめざす。やはり下りはヒザに負担がきてガクガクだ。
山路を外れたところで岡本の街並へ出たが、水の枯れた川にイノシシの夫婦など間隔を置いて7匹が昼寝だ。牙をむいた雄は不気味だった。
恒例の王将で反省会。生ビールの味が格別です。中華料理で腹ごしらえ。心地よい疲れを残して散会した。次回は9月17日(水)紫のトリカブト群落などを見る金剛山植物観察です。 (いのら 登 記)
東お多福山頂(697m)での記念撮影。雨上がりの山頂は見晴らし抜群! (右) 山頂から大阪方面を望む。ビル群は梅田~あべのハルカス。遠くは生駒山。
東お多福山南稜での記念撮影。環境保護に向けてクマザサが刈り込まれ日本ススキを植栽。素晴らしい眺め。 (右) ビル群の三宮から淡路島を望む。
(左) 幽玄な趣きを残す雌池。 (右) 風吹岩で遭遇した雌のイノシシ。150kgはありそう。4mからの近撮影。
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